friendly love

「おいしい!お料理、上手ですね!」

「ココちゃん、嬉しいこと言うてくれるやんかぁ」

「あ、このドレッシング、初めてかも・・・!」

「あぁ、それは、オレのオリジナルやで。奥さんに教えてもらってん」

「わぁ・・・。すてきだなぁ。僕にも教えてください!」

「お!ええでー、なんぼでも教えたる、教えたる」

ルウが美容師仲間さんたちと最近、始めた企画。

店長さん交換フェア。

ルウは、大阪の美容室へ出張中。

そして、そこの店長さんが僕らのところへ。

弦と書いて、げんさん。

5つ年上なんだ。

圭くんみたいな可愛い男の子のパパでもある、優しい関西弁のお兄さん。

あ、ちなみにルウはホテル住まい。

弦さん家族もぜひ泊まってと言ってくださったんだけど。

「ありがとうございます!でも、オレにも奥さんがいるので」

・・・と。

変なとこで律儀なんだよな。

・・・ってか、奥さんって・・・?

ルウ・・・。

ちゃんとご飯、食べてるかなぁ・・・。

「あ・・・。ココちゃん、ルウのこと考えとる・・・?」

「・・・えっ!あ・・・いや・・・ごめんなさい」

「や・・・なんも謝らんでええよ。あははは」

「だって、弦さんと過ごしてるのに、僕・・・」

「あはは。ええやんかぁ。ほんまにルウはしあわせもんやなぁ」

おおらかな笑顔で見守ってくださってる。

僕のすきな人と似てる・・・。

だから、ふたりは友だちになったのかなって・・・。

何となく、思ったんだ。