君の隣で夢みた未来

先輩に背を向けた瞬間に溢れ出る涙。


あたしは数歩歩いた時、改札口の方へと一度振り返った。


くるりと振り返るとそこには先輩がまだ居た。


とても、苦しそうな表情。


どうして、まだ居るの?


あたしの事何とも思ってないのなら、あたしが背を向けた瞬間に立ち去ってよ。


期待しちゃうじゃない。


あの時、先輩は誰の名前を呟いたの?


あたしは逃げるように走って、電車のホームへと向かった。