玄関を開けると見慣れない靴がおいてあった。 乱雑におかれた男物のスニーカーは汚く汚れていた。 「お母さーん!誰か来てるの?」 少し玄関でまっていると、奥の部屋からお母さんがでてくる。 「おかえり芽。今お兄ちゃんが帰ってきてるのよ。」 私には大学生のお兄ちゃんがいる。実家をでて一人暮らしだからなかなか家には帰ってこない。 ふーん・・・。珍しいな、お正月でもないのに・・・。 「さぁ、早く入っておいで!ご飯覚めちゃうから。」 お腹が空いてた私は靴をほうり出してリビングにとびこんだ。