残された俺と滋弥君は顔を合わせる。



「俺はともかく…ケルブの様子を見てくる…」



俺はボイラー室に急いだ。



「!!?」



ケルブは血だらけで元に居た場所で倒れこんでいた。



「ケ、ケルブっ!?」



首筋から大量の出血…



頚動脈をやられてるのか!?



俺はケルブの顔に顔を近づけた。ケルブは微かに息をしていた。