先輩の愛で溶けちゃう -夏休み短編-





「何?いやなの?」



「そういうわけじゃないですけど……」



「そんなに怖がらなくても、大丈夫だって。うそうそ」





嘘ですか?


いやいや。



さっきの顔は、結構本気でしたよ、先輩。






「引退セレモニー、頑張ろうな!俺達の集大成、見せてやろうぜ!」



と親指を立てた。







先輩は、そう言うと、ドアを開けて出て行ってしまった。






キスは?



やっぱり嘘だったのでしょうか。





心の準備ができていなかったけど、期待していた自分に気付いて恥ずかしくなった。







なんだかガッカリしている私。



いやん。

エッチね、私ったら。





こうして、速水先輩からたくさんの愛情をもらい、準備を頑張った。