雪乃から小谷がいそうな場所を聞き、向かう。 屋上にいるかもしれないらしい。 屋上は、俺が雪乃を意識しだしたところ…。 変なことしやがって。 イライラしながら屋上に入ると、案の定小谷がいた。 「来たし…」 小谷は心底嫌そうな顔をした。 それは俺の顔だし…。 「お前、ふざけてんの?」 そう聞くと小谷は軽く肩をすくめた。