ここ学校だからな…。 「大丈夫か?」 これ以上すると俺がやばい。 そう思い、雪乃に聞くと頷いた。 そして、 「ごめん。嫌いにならないで…」 そう言われた。 嫌いになれるわけがないのに。 「謝らなくていい。」 そう言い、頭を撫でる。 雪乃の肩から力が抜ける。 「小谷は俺から言っとく。だから忘れろ」 そう言うと、雪乃は笑って頷いた。