匂いですぐわかった。 ――――桜田の部屋だ… 「なんで急にそんなこと言ってきたわけ?」 桜田がベッドに座りながら聞いてきた。 あたしはベッドを背もたれにするように床に座った。 「…芹菜が言ってたから…」 そう答えると桜田は玉川さんめ…と小さく悪態をついた。 こんなこと聞いて迷惑だったかな…。 そう思い、膝を抱える。