生きる希望【短】



「本当につまんなかった生活だった。
アンタらとか、知らない人にまでいじめられるし。
馬鹿馬鹿しい遊びになんか付き合ってられなかったよ」


あたしは睨みながら言った。

まぁ、数人は驚いたりして。
ほとんどは焦ってるけどね。

担任の前ではみんな、いい子ぶってるからね。

いいザマだ。

「…相田さん?」

「あ?」

「いじめられてた…って本当?」

担任は驚いている。

「コイツらに聞けば?」

あたしは目の前にいた人の机を蹴りあげた。