「い…ひゃい…(痛い…)」


これは、現実?


「夢じゃ、ない!?」

「夢じゃねぇよ…」


「あたしも…あたしも、遼太が好きだよ!!」


「それ、マジで言ってる?」


「あたしが嘘つくわけないでしょっ…」


「マジか…っ」


遼太は俯いて、何かゴニョゴニョ呟いている。


「マジ嬉しい!!ありがとなっ!!」


「あたしこそ…ありがとね…?」


こんなあたしを好きになってくれて…。


あたしの初恋は、これからどうなるのかな…?