「俺、いつまで生きれるんだろうな…」 空気が重くなったのがわかった。 そういえば、遼太の病気のこと…聞いたことなかった。 というより、聞けるタイミングがなかった。 「ねぇ、遼太…」 「ん?」 「あたしに…話してくれない? 遼太の病気のこと…」