違うんだよ…って、何あたし喋っちゃってんだ。


「アンタに話すことなんてない」

あたしはそう一言呟いて、布団に潜った。






「…ん!!…ら…ちゃん!!未来ちゃん!!」


「…………」


看護師の声で目が覚めた。

あ、あたしあのまま寝ちゃってたんだ…。

「ご飯だけど…食べる?」

看護師は、笑顔を向ける。


「…要らない」

あたしはまた布団に潜った。


お腹空いてないし。


今日、暴れたら疲れたし。