それからしばらく泣き続けた。



三人はずっとあたしを抱きしめてくれていて。



落ち着いてから顔を洗って、花畑へ向かった。





「ルイ!!」



笑えてることを願って、ルイに駆け寄る。



「はい、どうぞ!!」



白雪姫さんとルイの間に、花束を差し出した。



「これは…??」



「二人の再会のお祝いです!!」



もう胸が痛くても気にしない。



ルイを困らせたくないから。



精一杯の笑顔で、二人を見つめた。