親友は独眼竜

歴史・時代

薄音メゾ/著
親友は独眼竜
作品番号
781319
最終更新
2012/08/04
総文字数
1
ページ数
1ページ
ステータス
未完結
PV数
4
いいね数
0
嫌い、嫌い、嫌い、
父上はどうしてコイツと政をしようとしたの?
父上…
「おい!早く此処から出で会見を開くぞ」
もう起きた私は、さっさと牢から出ろと言われ、出てやった。
だが腕は縛られている
痛い、痛い、縛らないで
「今日は若様直々に会見で話してくれるようですからね」
この声ッ…片倉小十郎か
この人こそが父上様を死罪に最も追い込んだ奴。
「さぁ麻里さん。謁見の間
にてまもなくかいけ…」
嫌いッ!
うるさい!
だまれ!
早く終わらせたいため小十郎より速く走った。
「そっそんな物どうでもいい!それより早く会見をおわれせ…」
小十郎が、手の縄を引っ張った。痛いッ
「麻里さん?」
気付いた頃には泣いていた
私って恵まれてないなぁ…
こんなに嫌いな人と話すなんて…本っ当についてないなぁ…
じわっと溢れ出た涙は私の頬を伝って城の廊下に流れ落ちた。涙が血のように流れ続ける…
「こ…小十郎様…会見は…私を処罰する為ですか…」
ヤバ…い…出てはいけない言葉を発してしまった。
きっと刀を出して殺される…父上のようなのは嫌だ!せめて父上が言われたように永く生きたい。
父上様…
どうして
さっきから
涙がとまらない…
と言うより
泣きやめない…
どう…し…て…

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