「わかるだろう。これは父から譲り受けたものだが、神宝ではない。そうか。やはり八握剣(ヤツカノツルギ)は――倉にはないのか」 「はい」 「何処にあるかは、わかっているのか?」 「カツラギの地にあることはたしかでございます」 「それはどんな剣なのです?」