ハバキは姫夜の顔を大きな手で包みこみ、瞳の奥底をのぞきこんだ。その手の熱さに姫夜は声をあげた。 「ハバキ! 手が燃えるようだ」 「たしかにおまえだ」 ハバキは大きく息をつき、体の力を抜いた。 姫夜は手をのばしてハバキの頬に触れた。どこもかしこも燃えるようだ。