「そうさ、おまえにはできない。でもモモソヒメにはできるんだ! あの女王は死返(まかるがえし)の玉をもっているんだからな!」 「な、に……?」 姫夜は、ゆっくりと湯のなかに倒れた。白い湯が真っ赤に染まった。 ハバキはざぶりと湯の中に飛び込んで、姫夜のからだをすくい上げ激しくゆさぶった。