禍津姫戦記

「話したいのはそれだけか」

「まだ、ある」

「なら早くしろ。そろそろ体が冷えてきた」

「ハバキが勝手に脱ぐからだ」

「おまえが迷っているからだ」

 姫夜はためいきをついた。

「では、入ってくればいい。こっちを見るなよ」