「は。一と二の砦から、先ほど戻ったとの報告がありました。若、こちらのお方は――?」
「神の使いだ。姫夜という。俺が王になると予言した」
ハバキは姫夜をちらりと見て、瞳をきらめかせた。
「なんと」
「詳しくは帰ってから話す。取りあえず先触れを出して宴の用意をさせよ。もうくたくただ」
「神の使いだ。姫夜という。俺が王になると予言した」
ハバキは姫夜をちらりと見て、瞳をきらめかせた。
「なんと」
「詳しくは帰ってから話す。取りあえず先触れを出して宴の用意をさせよ。もうくたくただ」
