安日はハバキより一つ年上だが、この場の空気をつかんだやりかたは鮮やかだった。 「どんなおたずねかな?」 イスルギが問うた。 「そのカンナギは、ハバキどのが王となられると予言したと聞いた。すなわち、われら五つの里をまとめてクニと成す、と受け止めてよろしいのか」