side 弥生 最初はほんとにぎくしゃくしてた。 わたしは皐月に想いをきかされ 廉はもともと恭介くんのことを 聞いていたそうで…。 それでもいまはみんなが 一緒じゃなくちゃ 寂しく感じてしまう。 そしてわたしに ビックニュースが伝わった。 「ねぇ…弥生…若菜。 ちょっといい?」 「皐月?」 落ち着いた女の子の皐月が、 珍しく顔を赤くしている。 ドクン… まさか、、ね?