めんどくさくてそいつらを 振り払うことなく階段にむかう。 「あ…皐月」 俺らの前に立ちふさがる皐月は 俺のそばにいた三人の女を 驚くほど怖い顔で睨んだ。 お、前…そんなキャラか!? まぁそのおかげでみんな 逃げてったけどな 「廉!屋上いくよ!」 理由は…わかってる。 俺は強引にも皐月に連れてかれた。