それからいつもどおり 廉はあたしの横に来てくれた。 けど実際は上の空。 ほとんどの時間、 前に見える二人を見ていた。 あたしもなにも言わずに そんな廉を見つめていた。 今日のお昼に…きくって いってたけど…… 花園さんは…屋上にいかない様子だ。 そんな姿をあたしはじっとみていた。 廉…どうするのよ…