隣を見ると、メールの送り主がニヤッと笑ってこっちを見ていた。 その無邪気さに心を和ませながら、彼のアドレスを登録する。 ******** はじめまして。 登録したよ♪ 深山涼 ******** メールを打つのが苦手な私は、何度か間違えながらも本文を打ち、送信した。 隣で、ケータイのバイブ音が聞こえてくる。 岡村さんは、私のメール(だと思う)を少しの時間見つめていて、時が止まったようにピクリとも動かなかった。