あの空の音を、君に。




「何があったの?」と優花に心底心配そうに言われると、答えないわけにもいかない。



私はあの日のことをざっと話した。


階段であった出来事から、屋上のあの出来事まで。



優花は、話すのが苦手な私がつまずきながら話していても、急かすことなくゆっくりうなずいてくれた。




一通り話し終わったら、優花は何かを突き止めたようだった。


ゆっくりと口を開けた。