横顔。


「ん~?」
 その人は、眠たそうに目をこすりながら、
 あたしを見た。

「あれっ?緋色ちゃんの妹じゃん?」
「えっ…、あっ、はいっ」
 少し裏返る声。
 顔が赤くなるのがわかる。
 はずかしいっ…。

 その人の目は、
 綺麗だった。

 あたしは、どうしたらいいのかわからなくて、
 激しく主張する鼓動を抑えようと息を止めたりしてみていた。