「ただいまぁ。」


’おかえり~~’とすぐ返してもらえると思ったが、


レオは床で寝ていた。


レオ、あんな妖怪相手にやられたのか?


そんなはずはないんだけどな。


もうおじいちゃんからも認められる腕をもっているのに。


「レオ・・かわいいぃ。」


寝息を立てながら寝るレオはまるで犬のようで・・。


「んー。姉さん、帰って来たんだ。おかえり。」


あっ。レオを起こしてしまった。


「ごめん。起こしたね。私、もう眠いからねる。


刀だけは返しとく。弓矢は私に頂戴」


しばらく考えたレオは私のほうを向いて


ニコっと笑った。絶対に何かあるはずだ。この笑顔・・。


「弓矢はあげるからさ、姉さんの身体頂戴。」


やっぱしね。こんなエロイ顔は普段しないし。


「うーん。でも私は・・・『いいよね!?』


否定しようと思うとレオの言葉でさえぎられる。


「いいけ・・・ど?」


そういった瞬間にキスをされた。


深くてとろけるようなキス。


舌が怪しく動いて。なんともいえない上品なキス。


最初はいやでも、身体が勝手におkサインをだす。


「あ・・・ぁん・・・やめっ・・・。」


「かわいい声で鳴くね!」