変態弟と仕事弟

「これで、仕事引き受けなかったら、おじいちゃんにも


申し訳ねーよ?もちろん俺にもな」


そんな・・・ことは・・分かってるけど・・。


私に霊力があるかが問題なんだ。ここ何年訓練もしてないし。


それに機敏な動きもできないよ。なにせ、ここ数年で


2キロぐらい太った><


「霊力があるかがわからないのよ。自信がないっていうか・・。」


「俺が相手になってやる。俺の肩に手を当てて霊力を


俺の身体に流し込め。」


「は?何言って。私に殺されたいの?」


いくら、修行を積んだレオでも絶対、キケンすぎる。


私はパワーを加減できない人だからさ。


「なぜ、それがわかる?殺されるって分かるんだったら


自信があるってことじゃねぇーか?」


んー。確かに。弓さえあれば私は出来るかもしれない。


「わかったわ。場所は?」


「お前の霊力で分かると思って、その場から逃げ出してきました」


レオって本当にバカ・・。私だってそんなことにいちいち


霊力使えないって。


「バカレオ!!」


そういって私はレオの頭をバシッッとたたいた。


「イタタタ・・・。おりこうさんにしてよ。


じゃないと」