一通りレオが仕事の内容を話した。


「へぇー。で?また私が行けと?」


「うん。お願い!!俺の力じゃ無理なんだよ。分かるだろこの体を見て。」


そういい、上半身裸で私のほうを向く。


「ちょっ。脱がなくても分かるわよ」


やっ・・・やだぁ。なんで照れてるんだろう・・


「照れるなよ・・・。男の身体ぐらいでさ・・。


話戻るけど・・・。まだ巫女服あるんだろ?」


うーん。確かあったような。タンスをみるとやっぱしあった。


「あ・・るけど。レオの力じゃ無理なことは当然だけど、


私だってさ、ここに傷があるんだから。だからこの仕事


やめたんだよ?覚えてるでしょ。」


私は胸に手を当てた。



過去にやっていた仕事は、日本でも2人しかいないという、退治屋だ。


獣や山から下りてくる動物に苦しめられてる人々を助ける仕事


ということなんだが、私には限界が来ていた。


数年前に狼の退治をおじいちゃんでしたときも、私は胸に傷を


おじいちゃんは骨を折られるなどの重傷だった。


その結果、おじいちゃんは亡くなってしまった。


私の所為だってすごく思った。私がもっと強ければ・・。


それから仕事はレオにまかせてた。


まさかレオにも傷つけるとは・・。