ご飯も終わり、私達はいよいよ


出陣をした。


よく出る場所に着くと、私が感じたこと無い


恐怖に襲われた。それは、


レオや弘道様には感じないみたい。


これは、女術か?


それを察知したのかレオは私のほうを向いた。


「姉さん?」


その瞬間、大きい獣の手が私に向かって伸びた、


金縛りにあったように、私は身体を動かせなかった。


「危ないっ。姉さん。」


そういって私をお姫様抱っこをして、ヒュンッと軽くとんだ。


「弘道様っ。」


「わかった」


レオが言うと、弘道様は大きいブーメランを投げた。


「飛来武器っ」


その武器は獣の心臓を突き抜けた。


獣が倒れると同時に私は金縛りから解けた。


でもなぜかまだ怖くて、レオの身体を自分の身体に


ぶつけた。


「あっ・・姉さん??」


驚いた顔で私を見るレオ・・。


すると、レオの驚いた顔が意地悪な顔に変わって。


私の唇は温かいものに包まれた。


そして、私はキスされてると一瞬で判断した。