変態弟と仕事弟

「姉さん、どうかしたの?大丈夫?」


レオは心配そうに私を見た。


「大丈夫。でも、仕事が終わったら


城に戻らないといけないの。」


そして、さっきまで目をつぶっていた弘道様が


目を開いて私に言った。


「それは、殿様命令か?」


「いえ。女たちが。」


すると弘道様は私に警告するように


「気をつけろ。殿様はおんなったらしなんだ。」


と語った。


その言葉に私はただただ、苦笑いするだけだった。


すると、襖から男が来た。


「お食事を用意してるので、食べていってください。」


私達は食事がある部屋に行った。