1時間ほどたったころに、弘道様が私達の


家?にやってきた。


「これから、そこの城へあいさつを


するから、その服で行こう。」


そういって、弘道様は着物を手にした。


えっ・・・。まって、振袖って私、着方わかんないっ!!


まだ、18だしっ・。


「あ・・・あのすみません。私・・着方がわかりません」


「あっ。姉さん。俺がやるよ。脱いで」


なっ・・・。


変態に頼みたくないワイ!!


でも着替えられないしな・・。


「お・・おねがい。」


スルリと落ちる洋服・・・。


「こっち向かないと出来ないジャン。」


今、レオがいるのは私の後ろ。


確かにこれじゃ・・・できないか。。


仕方なくレオのほうを向く。


「ちょっと、これもってて。帯で結ぶから」


そういって着物のすそを差し出してきた、


そして、ぎゅっと、抱きしめられた。


自分でも熱くなるのが分かる・・。


「はっはぁ。姉さん、顔真っ赤」


「かっ・・・からかわないのっ!!」


そういう会話に弘道様は苦笑いしつつ、


私達は、城へ向かった。