変態弟と仕事弟

「姉・・さん?大丈夫かっ?」


「れ・・・・・レオっ。」


「もうすぐじゃ。3・2・1・」


弘道様が言うと丘に投げ飛ばされた。


「いったたた。」


レオと私は倒れてるのに、弘道様は


そのままたっていた。


「何しておる。行くぞ。」


「「へっ・・・はい。」」


二人で顔を見合わせ’あのかたは訓練してるんだね’


と話した。


「ほれ。見ろ。これが江戸の町だ。」



そこにはすごい光景が広がっていた。



目の前には家がずらりとならび、中央が道になっている。



1キロほど向こうに大きいお城があった。


朝なのか、歩いている人は少ないが、


家からはおいしい匂いが漂ってる。


「すごいですね。」


「泊まる家はお城の近くにある。


長いこと居座ることになるから、散策でもして


この町の雰囲気になれとけ。」


「はいっ。」


そういって住所を渡してさっさと行ってしまった。