ご飯を食べて改めてレオの話を聞く。


「タイムスリップの場所は久賀の井戸だ。


そこは黄道さんしか知らない場所なんだが、


時空を超えるには体力的にも精神的にも


強い人しかいけないってことなんだ。


そんで霊力や戦力もある俺達を


選んだってわけだ。」



なるほど・・・。でもタイムスリップなんて


本当にできるのかな?


この現時代ではありえない。


マンガだったらあるかもしれないけど。


「うぅ・・・。で、その時空は何時間で越えられるの?」


「一瞬だとよ?向こうにいられる時間は


自分が死ぬまで。ただし、その井戸は古いから


もうすぐ、時空の力で壊れるんだと。


だから早くいかねーと俺らも戻れなくなる。


もう行くぞ」


レオはそういって退治屋の服を渡した。


女は巫女服、男はサムエのような服。


どちらもいいとは言えないが、


おじいちゃんから受けた身。


さて行くか!!