「風香~~。おきろっ」


身体をゆすぶられおきると上半身裸のレオ・・。


「っん!?」


いっきに昨日のことが頭をめぐり恥ずかしくなって、


布団をかぶる。


「ははぁ。姉さんはおもしろいね。」


そういってケラケラ笑って出て行ったレオ。


姉と弟の立場が逆じゃないかって思われる。


身長は、レオと変わらないし、私・・子供っぽいし


とりあえず・・・。


ソウ思ってショートパンツと家ようのTシャツを


着る。


腰まである長い髪をポニーテールで結び鏡の前で


自分の姿をもう一度見た。


「うん!!ばっちりっ。」


ガチャ


ドアを開けるとご飯が用意されていて、


床に退治をするときの服と武器が置かれていた。


「レオ?これ何?」



「なんか、さっき黄道(こうどう)さんが


電話してきて、ちょっと来てほしいって」



「どこへ?」



「江戸へ」


えっ?


ん?


江戸かぁ。着物きなきゃね