気付くはずもないのにどうしようもなく呼びたくなったんだ。 これで良いんだよね? これでやっと拓真を忘れられる…。 そう思ってたのに聞こえるはずもないのに拓真は私に気がついた。 そして、拓真はゆっくりと近づいてきた。 私はどうしようもなくなりその場から走って逃げた。 会って何をする?今更何を話すことがあるんだろう?