「あ、どうも」 そして、それも拓真の声だった。 ふと、視線を隣りの家に向けると拓真が九条さんの家に入って行った。 「どうして……」 本当に、その言葉しか浮かんでこなかった。 どうして拓真が九条さんの家に入って行くの? 家、間違えたのかな…?