私と拓真がよりを戻して季節はあっという間に過ぎ春がまた訪れようとしていた。 あれからの私たちはと言うと… 私と拓真、そして新君の3人は高校を無事に卒業し県内の同じ大学に進学した。 ういは音楽の勉強をするためにヨーロッパに留学した。 「今日の授業はこれまで」 先生の教授の声で、授業は終り皆が一斉に帰る支度をする。 もちろん私もその一人。