よぉーしっ!!

いつか月くんのハートをGETするぞー!!


「オーッ!!」


「えっ!!いきなり何?」


「あっ…!!」


私は思わず口を塞いだ。


声に出てるよ…。

モノローグ読んじゃってるよ…。


「えへへ~何でもないよ♪*」


「んっ!?何でもあるって顔してる!」


「本当に何でもないってば!!」


「ホントか~!?」


「ホントだってば~!」


「ハハハッ!!佳那をイジめるのは楽しいな!!」


「もうっ!!月くんったら!!」


ふふっ…。本当は何でもあるんだよ。


月くん、あなたが太陽を嫌ってるなら

私は太陽を一生愛し続ける。


だってね、月くん。

あなたにも太陽を好きになってほしいから…。


この白い翼はこの太陽からの授かり物だって

私は信じてるから*