「これ…地獄への扉が開きかけてる!!かなり近いわっ!!月、佳那の元へ行こう!!」


瑠璃愛が今までで一番嫌な顔をしていた。


きっとこれは大変な事が


起こっているんだ!!


「月さん。私、貴方を信じてますからっ!!」


ふれあがあたしに力強い眼差しを向けた。


あたしはその眼差しから目を

そらす事が出来なかった。


「よし…行くぞっ!!平和を取り戻しに!!」


あたし達は今ようやく平和の架け橋を

渡ることを許されたんだ。


待ってろ!佳那!!

必ず光を差し込んでやるからっ!!