回りで見ていた陸、ふれあ、瑠璃愛が

あたしに近づいてきた。


「やっぱりそうだったのか!!」


と陸が声をあげた。

あたしは陸を見て1つ頷いた。

彼女はあたしたちの…


「スパイだったんだ…。」


陸と瑠璃愛は辛そうな顔をした。


そして、ふれあは

あたしに抱きついて1つ言った。


「結大さんはこの世から消えてしまった。
でも私達には託された夢があります!!」


ふれあの泣きそうな顔があたしの瞳に

焼き付いた。あたしは小さく頷いて、


「結大はあたし達の心の中に生きている。
だから結大に託された夢。<<平和な世界>>
にするんだ!!あたし達4人で叶えるんだ!!」


と言った。3人は待っていましたと

言わんばかりにニカッと笑った。


「それじゃあ行くわよ!!
私達のラストステージ、永遠の島へ!!」


瑠璃愛が自信ありげに言った。