月天使

「あんたは天の主神。時空の歪みを直せるのはあんた以外いない。信じてるわよ!!」


「は…はいっ!!」


葉澄はニカッと笑って私の手を強く

握り返した。


私は又、その小さな手にあまりにも

大き過ぎる期待とプレッシャーを

追わせてしまった事に気がついた。



それでも彼女はいつも笑ってくれるんだ。


『星花さんの為ならっ!!』


って…―――。


だから私も決めたんだ。


このチームに入った仲間を

誰一人として傷付けさせはしないと!!


「私に着いてきてっ!!」


「「「はいっ!!」」」


私達の目指す場所は虹の谷。

世界の歪みを感じるこの場所に必ず

泉佳那達がいる。


でもその前に少し、

力を蓄える必要がある。


この世界の全てが私達、

神々に掛かっているんだ。


守るんだ!!絶対に!!

絶対に進治さんの分まで

生きて守ってやるんだ!!