「良いかしら?私がもし、[ロン毛女]ならあんたは[うね男]よ!」
瑠璃愛はその、陸の独特な
緑色の天然パーマの髪を指差した。
「あぁっ…なるほど。髪が天然パーマだから
[うね男]かー!凄いっ!ナイスネーミング!!」
あたしは凄く納得した!!しかし、一方の陸は
「何納得してんだよ!!」
って感じで[マジでやめろーっ!!]的なオーラを
剥き出しにしている!!
あたしはそんな陸を無視って、
「さっ、うね男くん?瑠璃愛にここまで来るまでに行った事全て、説明しろ!!」
と地味に命令口調で続けた。すると、
「はぁ!?」
と言った顔が分からないと言いたかったかの
ように見えた。あたしは続けて、
「良いから早くしろ!!」
と陸を睨み付けた。すると陸は、
「ちぇ…分かったよ。説明すりゃー良いんだろ!?」
と困ったように頭をかいた。
陸があたしに逆らう気配は全くなかった。

