「別に大丈夫だよ。斉藤君は先輩も知ってる人だし・・・。」



 ・・・・え?え?



「そういう問題なんですか?」



「そういう問題です。」



「それじゃあ、いいですけど・・・あまり、仕事サボらないでくださいね。」



「ハイハイ。」



 それだけ言うと、後輩はカウンターの奥に消えて行った。