「そっか・・・・・・。」



 同じように、短い返事を返す早月さん。



 それ以後、何も喋ろうとしなかったので、望巳も黙ることにした。



 外を見ると、霧雨が降っている。



 しばらく眺めていると、ウェイトレスが、望巳たちのテーブルにポテトフライとオレンジジュースを持ってきてくれた。



 こちらを面白そうに眺めてる。



 別れ話を始めるとでも思ってるのだろうか・・・・。



 ・・・・・冗談じゃない。