穴の開いている位置が悪かった。 「そのベストの穴、直らねぇの?」 「直るよ」 「じゃあさ、俺の服はいいから、ベストだけ直しておけよ」 ルナは、コクンと小さく頷き、 「あっち向いてて。着替えるから」 …一体、何をするつもりなんだろ? 十分後、ルナの方を見たゲルブは、何も言えなくなってしまった。 ルナは、キトンを脱ぎ、ベストだけを(多分、下着も)着ていた。