さっきの変な声。 急に鳴った音。 -ゾクッ リアルに私の背筋が凍った。 う、動け私ぃ…。 こういう時はね、 行動するのが一番なんだよ…!! そう… 部屋から出るのが一番!! 「失礼しましたぁぁあああ!!」 幽霊さんを怒らせないように、 私はその部屋に向かって勢いよく一礼した。 幽霊がいるのね!! きっと…きっとそうに違いない!! だけど次の瞬間。 私に現実がつきつけられた。