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「何でさぁ…喋ったこともないのに私と付き合いたいって思うのかな?

それっておかしいよね?」




─お昼休み。




中庭の木陰でお昼ご飯のメロンパンを頬張りながら、

告白されることについて

親友の三木恵理香に相談に乗ってもらっている




「まぁね…萌愛の気持ちもわかるけど、私はその男たちの気持ちもわかるなー(笑)」



なんて言いながら私の頬に付いたメロンパンのカスを指で取ってくれた




「なんで??」




恵理香は女の子でしょ?





「だってメロンパンを口いっぱい頬張って頬にカス付けてるなんて最高に可愛いじゃん!?」




「ぎゃっ!」




ニヤニヤしている恵理香にぎゅーって抱き締められた