車を走らせながら、



「仕事やめたんだって?」


「うん・・・・・」


「後悔してねぇのか?」


「うん・・・・
いっぱい考えたけど
やっぱり
私一人の身勝手な行動で
迷惑かけるわけには
いかないから・・・」


「そっか・・・・
じゃあ、俺が
その分 働かねぇとな?」


「え・・・・?あ・・・
だ、大丈夫
仕事 すぐ見つけるから・・」


「何言ってんだ?
せっかく 俺のもんになったのに
そう 易々と
外の世界と繋がらせて
変な男どもに 春菜とのチャンスを作らせるわけねぇだろ?」



「へ!?」



それって・・・


「輝樹でも そんな事
思うの・・?」


「当たり前だろうが。
どんだけ殴ってやりてぇ男がいた事か・・・」



そんな・・・事

輝樹本人から聞くと

もう・・・すべてが
どうでもよくなっちゃうくらい
うれしくて・・・・