「わりぃ・・・理性・・・
完全にぶっ飛んだ・・・
大丈夫か・・・?」
横になる私の顔を
心配そうに
覗き込んだ。
「うん・・平気・・・」
なんて 潮らしく言ってるけど・・・
本当は こういう表情の こういう瞬間の輝樹が愛しくて 本当に おかしくなりそうなくらい好きで・・・・
本心は・・・・
このまま押し倒したいくらい・・・
・・・だけど、
完全にダウンしてしまった体は
自由には動かなくて
そんな欲望は果たせないんだけどさ。
「うまいもん食いに行こうって言ったのに ごめんな・・?」
そ、そんな事を そんな顔で言われると
私の意識
どっか飛んでいきそうなくらい 胸キュンキュンなんですが・・・
ほんっと・・・・
卑怯・・・・。



